阪神競馬場の特徴|全コースを初心者向けに徹底解説!

このページでは、阪神競馬場の全コースの特徴を初心者向けに徹底解説していきます。
それでは早速、各コースの特徴・攻略法を確認しましょう。

1周の距離 Aコース 1,689m
Bコース 1,713.2m
直線距離 Aコース 356.5m
Bコース 359.1m
高低差 1.9m
フルゲート Aコース 16頭
Bコース 16頭


【阪神競馬場】芝コースの特徴を知る!

阪神競馬場 芝1200mの特徴

           阪神の芝1,200mはここをチェック!           

・コース全体が下り坂
・時計が出やすい
・ハイペースになることが多い
・逃げや先行馬が有利


阪神芝1,200mは内回りを使用します。

向こう正面やや左がスタート地点となっています。

スタートから最初のコーナーは約243mでフラットなコースです。

最初のコーナーまでの距離はそこまで長くないため、内から中枠を引いた馬のほうがスムーズに内ラチを確保できます。

また、最初のコーナーまでの距離が短いことと短距離コースなのでスタートからペースを上げる馬が多く、前傾ラップになることが多いです。

3.4コーナーは内回りコースにしてはコーナーが大きいです。

そして、スタンド側に近づくにつれ下り勾配が大きくなります。

また、ラスト3Fの標識も4コーナーの入り辺りに立っています。

すなわち、コーナーワークでペースを上げることが可能で、コーナーで仕掛ける馬がほとんどとなっています。

最後の直線はAコース使用時で約356mです。

直線前半も下り傾斜が続いているのでコーナーでトップスピードを維持しながら最高速度で駆け抜けることができます。

ただし、残り200mあたりで仁川名物の急坂が待ち受けています。

この坂は高低差1.8mほどあるため、下り道でスタミナを使い果たした馬はこの坂のために止まってしまいます。

最低限のスタミナは温存しておきたいですね。

坂を上り切ったら残り100mはフラットで、その先がゴールです。

阪神の芝1,200mはコース全体が下り傾斜なので時計の出やすい舞台となっています。

スピードを遮るものは残り1Fにある上り傾斜のみなので、基本的に前は止まりません。

そのため、逃げや先行といった前で競馬する馬の好走率が高いです。

直線は内回りコースにしてはそこそこ長いですが、それでも差しや追い込み馬が活躍するにはコーナーからまくりを仕掛けることが重要です。

まくるということは内ラチを走る馬よりも長く脚を使われるのでスタミナもある程度は必要になります。

また、最後の急坂はパワーがある馬のほうが駆け抜けやすいので力のある馬を見抜くことも大切ですよ。

阪神競馬場 芝1400mの特徴

           阪神の芝1,400mはここをチェック!           

・ハイペースになりやすい
・基本スピード勝負だが最低限のスタミナとパワーも必要
・開催前期はスピード型が強い
・開催後期はマイラー寄りの馬が強い


阪神の芝1,400mは内回りを使用するコースです。

重賞だけではなくクラス戦でも多く使われています。

スタート地点は2コーナー付近で芝1,200mのゲートをそのまま200m後方に移した場所がスタートです。

前半は向こう正面を駆け抜けますが、起伏はありません。

最初のコーナーまでは443mあるので枠の影響はそこまでありませんが、短距離戦なのでハイペース傾向になりやすいです。

阪神の内回りは外回りほどではありませんが、コーナーは大きく作られています。

コーナー付近からにわかに下り傾斜になることも相まってペースはさらに早くなります。

最後のコーナーはAコース使用時で約356m、Bコース使用時で約359mです。

内回りコース使用の関係で、4大馬場の中では直線は短めです。

そのため、コーナーでスパートを仕掛ける傾向が強いです。

最後の直線は前半こそ下り傾斜ですが、残り200mの地点で高低差2m近くある上り坂が待っています。

この上り坂までにスタミナを切らした馬は坂を駆けのぼる前に失速しがちです。

坂を上り切ったら100mほど先にゴールがあります。

阪神の芝1,400mはスタンド側にある急な上り傾斜を除くと、平らもしくは下りのコースが占めています。

コーナーも大きいため、各馬はペースを引き上げながら競馬しやすいです。

ただし、ゴール前の上り坂のために、必ずしもスピードに特化した馬が好走するとは限りません。

坂を上りきるだけのスタミナとパワーも兼ねそろえないと好走は厳しいです。

また、阪神は年末や春直前にレースが行われることもあり、その時期は時計がかかりやすいです。

時計が出やすい馬場では高速決着になりやすく、タフな馬場だとマイル寄りの馬が結果を残すことが多い舞台のも特徴で、時期に応じても求められる能力が変わる非常にクセの強いコースなのです。

阪神競馬場 芝1600mの特徴

           阪神の芝1,600mはここをチェック!           

・数多くの重賞が行われている
・ワンターンコース
・上がり勝負になりやすい
・8枠は若干好走率が低い
・関西騎手が強い


阪神競馬場の3,4コーナーは内と外のコースがありますが、芝1,600mでは外回りコースを使用します。

スタート地点は向こう正面半ばやや左です。

スタートから最初のコーナーまでは約444mと長く、ポジション争いはあまり見られません。

3.4コーナーは外に膨らむような格好で作られていて、京都競馬場のコーナーと似ています。

起伏を見ると、3コーナーの手前で一瞬だけ上り勾配があることから、ペースは落ち着きます。

3.4コーナーは大回りコースとなっているので極端にスピードを落とさなくてもカーブすることができます。

コーナー前半はフラットですが、4コーナーから直線に向かうにつれて少しずつ下り傾斜に変わります。

また、4コーナーの途中にラスト3Fの標識が立っているため各馬はコーナーでペースを引き上げます。

最後の直線は約473mです。

右回りの競馬場の中ではもっとも直線が長いことから、差しや追い込み馬も思う存分末脚を活かすことができます。

直線は下り傾斜が大部分を占めているため、スピードを上げやすいです。

ただし、ラスト200m付近に高低差1.8mの急な上り坂があるため、それまでに一杯になるとこの坂で止まってしまいます。

最後の坂を駆け上がるだけのスタミナとパワーも大切ですね。

坂を上ったら100mほど先にゴール板があります。

阪神の芝1,600mは全体的な起伏はそこまでありません。

そのためペースをコントロールしやすいです。

また、最後の直線が長いことから瞬発力で勝負する馬が多く、スロー競馬になることが多いです。

前述したように差しや追い込みといった後方待機組の好走率も高く、瞬発力で勝負する馬や上がりの速い馬が結果を残しています。

阪神競馬場 芝1800mの特徴

           阪神の芝1,800mはここをチェック!           

・ワンターンの外回りコースを使用
・カーブが苦手な馬でも立ち回れる
・末脚勝負になりやすい
・差しや追い込み馬が活躍しやすい
・関西騎手が好調


阪神芝1,800mでは外回りコースを使用します。

スタート地点は2コーナー出口付近の奥ポケットで、ちょうど芝1,600mのスタート地点を200m後ろに下げた位置がスタート地点となっています。

スタートから最初の3コーナーまでは665mもあります。

最初のコーナーまでが長いためポジション争いは起きにくいです。

また、向こう正面はほとんどフラットなので各馬はゆったりとしたペースで3コーナーを目指します。

阪神の外回りコースは非常に鈍角でカーブが大きいです。

そのため、コーナーワークが苦手な馬でもコースロスなく立ち回ることができます。

また、4コーナーから直線に向かうにつれて下り傾斜になる上、コーナー上にラスト3ハロンの標識が立っていることから、各馬はペースを引き上げながら最後の直線に入ります。

最後の直線は約473mです。

全国の競馬場の中でも直線の長い部類に入ることから、各馬はトップスピードを維持しながら本線に入ります。

最後の直線は前半こそ下り傾斜なので各馬は最高速度を引き上げながら駆けることができます。

しかし、ラスト200m付近で阪神名物の急な勾配が待ち構えています。

距離にしたら120mほどですが高低差は1.8mもあるので急傾斜となり、各馬は最後の最後まで力を振り絞りつつゴールを目指すこととなります。

坂を駆け上がったらすぐそこにゴール板が立っています。

阪神芝1,800mは最後の直線でトップスピードをいかんなく発揮できることから、後傾ラップになりやすいです。

そのため、前半に十分脚を溜めて最後に加速するスローからの瞬発力勝負になることが多いです。

このようなコースで活躍するのは差しや追い込み馬といった末脚に定評のある馬です。

求められる要素は瞬発性や加速力、上りの時計も重要です。

ただし、最後の直線上に急坂があることから、ただのスピード狂ではなく、最低限のスタミナやパワーも求められる舞台となっています。

阪神競馬場 芝2000mの特徴

           阪神の芝2,000mはここをチェック!           

・スローペースになりやすい
・上がり勝負になることが多い
・ロングスパートやまくりもたびたび見られる
・急坂をの駆け上がるスタミナとパワーも必要だ


阪神の芝2,000mは内回りコースを使用します。

スタート地点は4コーナーの出口付近で、外回りを使う芝2,400mと同じ位置からスタートします。

スタートから最初のコーナーは325mで、その途中には阪神名物の急坂約1.8mがあります。

1.2コーナーはほとんど勾配がなく、3.4コーナーよりもカーブが小回りになっています。

中距離コースということもあって、ペースはスローになりやすいです。

向こう正面は斜め右に向かって敷かれています。

300m近くありますが、向こう正面も1.2コーナー同様フラットなので各馬息を整えながら後半戦に向けて競馬を行います。

3.4コーナーは1.2コーナーと比較すると大回りコースとなっています。

3コーナー付近が内回りコースのラスト4F目くらいになるので、差しや追い込み馬のなかにはコーナーの入りからスパートを仕掛ける馬もいますよ。

このコーナーは大回りであることに加え、少しずつ下り傾斜になること、さらには追い上げにちょうどいい距離であることから、各馬がペースを引き上げる傾向が強いです。

4コーナーを過ぎると再びホームストレッチの戻り、再度直線を走ります。

直線上にはスタート直後に駆け上った勾配1.8mの坂があり、それを再び上ります。

坂を上った先にゴール板が立っています。

阪神の芝2,000mはスロー傾向になりやすいです。

中距離コースということもありますが、スタート直後の急坂に加え、カーブの短い1.2コーナーのためにゆったりすることが多いのです。

その反面3.4コーナーが下り傾斜と大きなカーブのためにスピードを上げやすいです。

実際に、阪神の芝2,000mのレースを見ると3.4コーナーからレースが動くことが多々あります。

そのため、瞬発力や上がり勝負になりやすいコースとなっています。

スピード能力の高い馬が有利ですが、スタンド前の急坂を2度駆け上がる構造上、スタミナやパワーもある程度身に着けていないと、2度目の急坂で脚がいっぱいになることもあります。

最低限のスタミナとパワーも備えておきたいですね。

阪神競馬場 芝2200mの特徴

           阪神の芝2,200mはここをチェック!           

・瞬発力よりも持久力が試される
・スピードよりもスタミナとパワーが重要
・高速馬場開催にはなりづらく、時計がかかりやすい
・枠の影響は大きくない
・逃げや先行馬が有利


宝塚記念の舞台となる阪神の芝2,200mは内回りコースを使用します。

スタート地点はホームストレッチの右端、外回りコースの4コーナーの出口付近です。

スタート直後、200mほどは傾斜の緩い下り坂を下るので最初の1Fはペースが上がりやすいです。

そして、スタートして200mを過ぎたあたりで仁川の名物である上り坂が待ち構えています。

坂を駆けあがったらコーナーに差しかかります。阪神のコーナーは大きく作られているのでそこまでペースは落ちません。

2コーナーを過ぎたあたりで向こう正面に入ります。向こう正面は勾配がほとんどないので前を行く馬は一度息を入れることが多く、中弛みも発生しやすいです。

その後は内回りコースに入っていきます。

内回りコースの3.4コーナーは下り傾斜となっていてもともとスピードに乗りやすいです。

そして、このあたりから各馬が動き出します。

なぜコーナーの段階で動き出すかというと、阪神の内回りコースはスタンド側の直線が約360mと、4大馬場(東京・中山・京都・阪神)の中では直線が短いからです。

特に差しや追い込み馬は直線で仕掛けだしても届かない可能性が高いのでコーナーを回りながら追い込みを図ります

後方集団が動くことで、前の馬もつられてペースを引き上げます。

4コーナーから直線に入ると各馬一斉にラストスパートを仕掛けます。

下り坂に乗って各馬がトップスピードでゴールを目指しますが、阪神の直線には最初に駆け上がった急坂が待ち構えています。

2度目の坂を上り切った先にようやくゴールが見えてくるのです。

スタート直後が下り傾斜のため、テンがはやくなりがちですが、スタンド側に設けられた急坂を2度上るコース上、距離以上にスタミナとパワーが求められます。

また、中弛みが生じやすいのでペース配分が下手な馬だと上がることもしばしば。

瞬発力よりも持久性が求められるコースとなっています。

阪神競馬場 芝2400mの特徴

           阪神の芝2,400mはここをチェック!           

・直線の坂を2度駆け上がる
・早仕掛けやロングスパート、マクリが決まりやすい
・スローペースになることが多い
・瞬発性や持久力も試される
・関西騎手が絶好調


阪神競馬場には内回りと外回りの2つのコースが存在し、阪神芝2,400mでは外回りコースを使用します。

スタート地点はスタンド側の4コーナー出口付近で、内回りを使う芝2,000mと同じ位置がスタートラインとなっています。

スタートしてすぐに仁川名物の急坂を駆け上がります。

急坂を過ぎるとしばらくは平坦な道のりが続き、1.2コーナーから向こう正面のなかほどまで平らな道が続きます。

1.2コーナーは3.4コーナーと比較すると小回りのカーブとなっていて、各馬ペースを落とします。

向こう正面も前半は平らなので基本的にゆったりとした流れとなります。

向こう正面後半に少しだけ上り坂がありますが、そこが芝2,400mにおける坂のてっぺんとなっています。

外回りコースの3,4コーナーはとにかくコーナーが大きいです。

しかも、3コーナーは緩やかとはいえ下り傾斜になっていて、4コーナーの途中からは下り傾斜がきつくなるのでスピードアップしやすいです。

4コーナーを超えてからもしばらくは下り傾斜となっています。

ただし、ゴールから見て1F手前にスタート直後に駆け上がった急坂が再び待ち構えています。

急坂を上り切った先にゴール板が立っています。

阪神の芝2,400mはアップダウンは比較的少ないです。

スタート直後の急坂と、1.2コーナーのカーブがやや鋭角であることから、全体的にペースはスローになりやすいです。

そのため、逃げや先行馬が有利に感じますが、差しや追い込み馬はもちろんそれを承知でこの舞台に挑んでいるので、ロングスパートを仕掛けてくる傾向があります。

阪神は3.4コーナーが大回りでなおかつ下り傾斜ということでロングスパートやマクリが決まりやすいです。

また、スタンド前の直線も約470mほどあって新潟・東京に次いで直線が長いです。

右回りコースの中では最長でトップスピードを活かしやすいため差しや追い込み馬も台頭します。

どの脚質の馬にもチャンスがある舞台で実力が反映されやすいコースとなっています。

阪神競馬場 芝2600mの特徴

           阪神の芝2,600mはここをチェック!           

・枠順の傾向は少ない
・好位につけ徐々にペースを上げていける馬を!
・ハービンジャー、ステイゴールド産駒などスタミナ型が狙い目


阪神芝2600mは、1年間でも数回しか使用されないため、傾向をはかるデータが少なく、予想が難しいコースです。

スタート地点は、芝2200mと同じ地点。その違いは内回りか外回りかということだけです。

外回りコースを走る2600mは、2200mに比べ距離が長くなるだけでなく、内回りだと通らない上り坂を越えることになります。

スタートから最初のコーナーまでが長いため、先行争いはそれほど激化せず、枠順に関係なくハナを狙う馬が逃げることができるパターンが多くなります。

そのため、前半~中盤までのペースはそこまで上がらず、後半勝負となりやすいです。

ただし2600mという中距離でスタミナも必要になることを考えると、末脚一気にかけるという馬よりも、序盤から好位につけ徐々にペースを上げていけるタイプが適しているでしょう。

実際にここ3年間の傾向を血統で見てみると、スタミナを長所に持つハービンジャー産駒の単勝回収率が100%越えと非常に高い数字を記録。

また回収率ではなくシンプルな複勝率で見ても、ハーツクライ産駒が40%と最も高く、スタミナ型血統の相性がいいことが伺えます。

しかし、先述の通り阪神芝2600mは1年に数回しか行われないコースです。上記の数字もあくまで参考程度として見ておきましょう。

阪神競馬場 芝3000mの特徴

           阪神の芝3,000mはここをチェック!           

・基本的には阪神大賞典専門コース
・内回りコースを1周半回る
・はじめこそポジション争いがあるがあとは完全にスロー
・スローからの上がり勝負になりやすい
・小頭数開催が基本
・外枠有利
・関西騎手&厩舎が優勢


阪神の芝3,000mは基本的には3月下旬に開催される阪神大賞典でのみ使用されるコースです。

フルゲートは16頭ですが、古馬の長距離レースは有力馬そのものが少ない上、ステイヤーレースを敬遠する陣営も多いので、基本的には小頭数で開催されます。

スタートは2コーナーの出口付近で、内回りコースを1周半回り、コーナーを6つ回ります。

スタートから最初のコーナーまでは369mで、長距離レースですが、スタート直後はポジション争いが熾烈になる傾向があります、

しかしながら、長距離レースなので最初のコーナーを回ったあとは必然的にペースは落ちます。

レースが動き出すのは2週目の3コーナーあたりからです。

ラスト4Fを過ぎたあたりからペースを上げる馬が台頭し、ラスト3Fで各馬残りの力を振り絞ります。

阪競馬場はスタンド前を除いて起伏はそこまでありませんが、長距離レースということでスタミナは求められます。

過去の好走馬を見ると、スタミナに定評のあるゴールドシップが3連覇を成し遂げているように、長距離実績が重要です。

これまでの戦績から、長距離レースで結果を残している馬や持久力に定評のある馬を中心に馬券を絡めたいですね!

【阪神競馬場】ダートコースの特徴を知る!

阪神競馬場 ダート1200mの特徴

           阪神のダート1200はここをチェック!           

・逃げ馬が有利!内枠になるにつれて不利になりやすい
・サウスヴィグラス産駒の相性が抜群!
・複勝率だとクロフネ産駒も優秀。3歳以上だと要注意


なにわステークス、三宮ステークスなど、重賞はなく3勝クラスまでが組まれている阪神ダート1200m。

第2コーナーが終わったあたりからのダートスタート。全体的にゆっくり下りながら、ゴール前の坂を少し上るというレイアウトです。

逃げ馬にはかなり有利なコースで、いつも必ず逃げるという馬がいれば馬券には入れておきたいところ。先行馬の成績もいいですが、内枠にになるにつれて複勝率が少しずつ下がっていきます。特に多頭数になると、内の馬は窮屈になりがちなので、注意が必要です。

血統面では、ダート短距離定番のサウスヴィグラス産駒がここでも目立ちます。過去10年間(2009年~2018年)の成績は【勝率10.3% 単勝回収率157%】【複勝率19.0% 複勝回収率115%】とかなり優秀。

ただし気性にムラのある産駒も多く、内枠で砂をかぶったりすると、凡走する可能性もあるので、その辺はチェックしておいたほうが良さそうです。

クロフネ産駒は、回収率こそ100%に達していないものの、複勝率は30%を超えています。クロフネ産駒は成長率が高く、2歳戦ではほかの馬たちと比べると体がしっかりしていることが多いです。

そのため、2歳未勝利戦などでは積極的に狙っていけるのですが、3歳になり他の馬も成長してくる時期になると、力が埋もれてくる場合も多くあるので、気を付けたいところですね。

阪神競馬場 ダート1400mの特徴

           阪神のダート1,400mはここをチェック!           

・外枠有利
・前傾ラップになりやすい
・パワー要素が求められる
・どの脚質にもチャンスがある


阪神ダート1,400mのスタート地点は2コーナーの奥ポケットです。

ダート1,200mのスタート地点をそのまま200m後方に動かした場所がスタート地点で、芝の上がスタートです。

芝スタートですが芝コースの内側から発走するため、他の芝コースとは被りません。

スタートから最初のコーナーまでは542mもあります。

非常に長いですが、芝スタートで速度が出やすいうえ、短距離戦ということで前傾ラップになりやすいです。

コーナーはダートコースにしては大きな造りとなっていてペースを維持しながらカーブできます。

また、3コーナーと4コーナーあたりがラスト3ハロンで、なおかつ4コーナーが下り傾斜になっているためペースアップしやすいです。

最後の直線は約353mです。

直線に入ってしばらくは下り傾斜が続きますが、ゴールから200m手前で急な上り坂が立ちはだかります。

坂を上りきったらすぐそこにゴール板が立っています。

阪神ダート1,400mは芝スタートですが外枠の馬のほうが長く芝の部分を走れるので外枠の好走率が高いです。

そして最後の急な上り坂を除けば上り傾斜は存在しないので時計は速くなりやすいです。

しかし、急坂のために力のある馬が好走しています。

同じ関西にある京都競馬場がスピード決着になりやすいのに対し、阪神はパワー型の馬が好走しやすいのは急坂が大きく影響しているのです。

脚質的にはテンからペースアップしやすいのでスピード要素、そして最後の急坂を駆け上がるだけのパワーが必要です。

脚質的にはにげや先行馬が押し切る傾向がありますが、前が総崩れになったら途端に差しや追い込みも活躍するのでどの脚質の馬にもチャンスがありますよ。

阪神競馬場 ダート1800mの特徴

           阪神のダート1,800mはここをチェック!           

・スタミナとパワーが求められる
・外枠が有利
・まくりも決まりやすい
・関西騎手が強い


阪神のダート1,800mはスタンド前の坂の手前からスタートします。

スタート直後、いきなり仁川名物の急坂を駆け上がります。

スタートから最初のコーナーまでは約303mで、各馬はコースロスのない内ラチを目がけて殺到します。

そのため、内枠に入った馬は馬群に包まれるリスクがあります。

1.2コーナーは平たんで3.4コーナーに比べると小回りでコーナーワークが求められます。

レース前半ということもあってペースを落としながら向こう正面に進出します。

向こう正面も終始平たんなコースが続いています。

400m弱ある向こう正面では各馬息を入れながら後半に向けて態勢を整えます。

3.4コーナーは1.2コーナーと比較するとコーナーは大きいです。

また、このあたりから下り傾斜になるうえ、最後の3Fが近づくので各馬ペースを引き上げます。

中にはロングスパートを開始する馬もいますし、まくりだす馬もいます。

最後の直線は約352mです。

しばらくは下りですが、ラスト1Fでスタート直後に駆け上がった急坂を再び上ります。

坂を乗り越えて100mほど先にゴールがあります。

コースレイアウト自体は京都のダート1,800mと似ています。

ただし、阪神のダート1,800mは京都と違い、アップダウンが激しいです。

阪神ダート1,800mを全体でみるとフラットもしくは下り傾斜の割合が高いです。

ところが、スタンド前の急坂を2度駆け上がるコース形態からパワーが求められます。

もちろん、2度の坂を乗り越えるだけのスタミナも必要ですね。

そのため、京都のダート1,800mを好タイムで駆け抜けたからといって阪神ダート1,800mで好走するとは限りません。

同じ距離でも求められる要素が全く違う点は覚えておきたいですね。

阪神競馬場 ダート2000mの特徴

           阪神のダート2,000mはここをチェック!           

・芝スタートだが枠の差は小さい
・タフな舞台、持久性が試される
・ペースは流れやすい


阪神のダート2,000mは外回りコースの4コーナー出口付近からスタートします。

スタートが芝ということで外枠有利に感じますが、他の芝スタートと比較すると芝上は80mほどしか走らないため、そこまで枠の差はありません。

しかしながら、スタートしてからしばらくは下り傾斜なので地味に前傾ラップになります。

阪神のスタンド前直線上には名物の急な上り坂があり、そこを駆け上がると一気にペースは落ち着きます。

また、1.2コーナーも3.4コーナーと比較すると鋭角なのでペースを落としながら向こう正面に入ります。

向こう上面はほとんどフラットです。

各馬は息を整えながら後半に備えます。

3.4コーナーは1.2コーナーと比較すると大回りコースとなっています。

ラスト3Fの標識もコーナー上に立っていることから、各馬はペースアップしながら最後の直線に再び入ります。

最後の直線は約352mと短いです。

そのため各馬はコーナーの段階からペースを引き上げることが多く、最高速度でスタンド前を走ります。

直線は前半こそ下り傾斜ですが、最初に駆け上がった急な上り坂が再び待ち構えます。

この坂は高低差1.8mですが勾配は1.5%とかなりきついです。

そのため、これまでに一杯になりつつある馬はこの坂のために脚が止まることもしばしばあります。

坂を上りきったらすぐそこにゴール板が立っています。

阪神のダート2,000mはコースを1周強回る上、直線上の急坂を2度駆け上がることからかなりタフな舞台です。

また、スタート直後がスピードに乗りやすい条件なので距離に対して前傾ラップになりやすく、スタミナが問われやすいです。

もちろん、直線上の急坂を2度駆け上がらないといけないのでパワーも必要ですよ。