このページでは、小倉競馬場の全コースの特徴を初心者向けに徹底解説していきます。 それでは早速、各コースの特徴・攻略法を確認しましょう。

| 1周の距離 | Aコース 1,615.1m Bコース 1,633.9m Cコース 1,652.8m |
| 直線距離 | 293m |
| 高低差 | 3m |
| フルゲート | Aコース 18頭 Bコース 18頭 Cコース 16頭 |
【小倉競馬場】芝コースの特徴を知る!
小倉競馬場 芝1200mの特徴
小倉の芝1,200mはここをチェック!
・上り坂がほとんどないコース
・スピードが求められる舞台
・好タイムが出やすい
小倉競馬場はローカル開催らしく小回りの右回りコースで開催されます。そして、芝1,200mはワンターンコースとなっています。
小倉の芝1,200mで最初に覚えておきたいのは、コース上に上り坂がほとんどないことです。
基本的にどんなコースでも、どんなに短いコースでも多少なりとも上り坂は存在しますが、小倉の芝1,200mは上り勾配が無に等しいのでものすごくスピードが出やすくなっています。
小倉の芝1,200mのスタート地点は2コーナーの奥ポケットです。
奥ポケットから最初のコーナーまでは約480mほど。まっすぐな道を長く走ることができる上、最初のコーナーまでは下り坂を下るため、テンは速くなりやすいです。
コーナーはローカル競馬場らしく小回りですが、スパイラルカーブが導入されているので、コーナリングの精密さも求められます。
コーナーを巧く立ち回ることができればトップスピードを維持しながら直線に入ることができます。
直線の長さは約293mです。
ゴールまではフラットなので最後の直線でも長く脚を使うことができます。
小倉の芝1,200mはスピードが出やすい舞台ですが、夏場になるとスピードが出る野芝の生育が良くなります。
小倉は基本的に年始と夏に開催されますが、同じ舞台でも夏の方が好タイムが出ます。
小倉競馬場 芝1700mの特徴
小倉の芝1,700mはここをチェック!
・先行争いが激しくなりペースが上がりやすい
・基本的に先行馬有利だが、ハイペースな展開では差しも決まるので要注意
・ディープインパクト、ジャングルポケット産駒など瞬発力に長けた血統が狙い目
小倉芝1700mは、小倉競馬の芝レースの中でも特にレース数が少なく、予想する側としてはとても難解なコースと言えます。
スタート位置は、スタンド前の直線真ん中辺り。最初の1コーナーまでの距離が約171mと短く、激しい先行争いになる事がしばしばあります。
1コーナーから2コーナーにかけて登り坂になる為、最初のコーナーをハイペースで入ると先行馬には苦しい展開になりがち。
3コーナーから4コーナーにかけては下り坂で、直線も293mと短い為、基本的には先行押切のパターンが多く決まりますが、前述したように先行争いが激しくなると、先行馬にとって後半苦しくなる為、逃げ・先行馬の過信は禁物です。
また、開催後半になると内の馬場が傷みやすい為、差し・追い込みも決まりやすくなります。レース数が非常に少ないコースの為、データ的な裏付けはあまり信用できませんが、脚質は先行、枠は真ん中~外めの枠の馬が好走しています。
種牡馬もずば抜けた成績のある馬はいませんが、ディープインパクト・ジャングルポケット・ゼンノロブロイ・ダンスインザダークなど、比較的瞬発力勝負を得意とする種牡馬、特にサンデーサイレンス系の活躍が目立ちます。
小倉競馬場 芝1800mの特徴
小倉の芝1,800mはここをチェック!
・前半はスロー、後半はペースが速くなる
・瞬発力勝負、スピード競馬になりやすい
・関西騎手&関西調教師が絶好調
・まくりも多発する
小倉芝1,800mのスタート地点はホームストレッチの真ん中付近です。
上りスタートとなっていて、緩やかな上り坂を駆け上がりながら、最初のコーナーに向かいます。
スタート地点から最初のコーナーまでの距離は272mと短く、各馬はコースロスのない内を狙って積極的に前目を狙います。
1コーナーと2コーナーの入りまでは上り坂となっていて、坂のてっぺんとスタート地点の高低差を比較すると3mほどあります。
2コーナーに坂のてっぺんが存在し、そこを過ぎるとゴールまで下り坂もしくは平らな道を駆けぬけます。
前半の傾向を見ると、最初のコーナーまでが短いのでハイペースになりやすく思えますが、1コーナーが上り坂のために、そこまでペースは速くならず、平均的なペースでレースが進行することが多いです。
向こう正面はほとんど傾斜のない道が続きます。
勾配がないので中弛みが発生しやすく、各馬は一息つきます。
しかしながら、小倉は最後の直線が291mと短いので、差しや追い込み馬の中には向こう正面からまくりだす馬も少なくありません。
3.4コーナーにはスパイラルカーブが設けられているのでスピードを引き上げやすいです。
追い打ちをかけるように、コースが下り傾斜となっているのでよりペースが上がります。
最後の直線は291mほどあります。
距離が短いので逃げや先行馬はとにかく粘りの一手を打ち、差しや追い込み馬は瞬発力を活かして先頭を目指すのです。
小倉の最大の特徴は、後半が下り傾斜が多くてスピードが出やすいことです。
とにかくスピードのある馬や加速力、瞬発力の高い馬が激走しやすくて、スピード色の強い馬は大活躍します。
また、夏場はスピードが出やすい野芝100%になることもポイントです。
夏開催はレコードが連発しやすいですが、野芝の影響も大きいのです。
もっとも、ローカル競馬場らしく小回りコーナーなので、コーナーワークをロスなく立ち回れる器用さも求められますよ。
小倉競馬場 芝2000mの特徴
小倉の芝2,000mはここをチェック!
・ツーターンコース
・小回りの右回りコース
・上り坂は前半のみであとはフラットor下り坂
・冬開催はオーバーシード(野芝+洋芝)、夏開催は野芝100%で開催
・冬開催はパワータイプ、夏開催はスピードタイプの馬が結果を残している
・枠の影響は大きくない
・関西騎手が絶好調
小倉芝2,000mは小倉競馬場の芝コースを1周強回るコースです。
スタート地点は4コーナーの出入り口で、最初のコーナーまでは約472mで長いです。
小倉のホームストレッチは起伏が一切なくてフラットです。そのため、各馬自分のペースをキープしながら1コーナーに向かいます。
小倉のコーナーはいわゆる小回りです。
1コーナーは高低差2.9mの上り坂が終始続いていて、この上り坂のために、1コーナーで一旦ペースは落ち着きます。
上り坂のてっぺんは2コーナーの途中にあります。
坂の頂上に到達すると今度は一転して下り坂を下ります。
2コーナーの出口付近がちょうど下り坂のため、加速した状態で向こう正面に差し掛かります。
向こう正面の長さは約400m。
中距離コースのためこのあたりで息を入れることが多いです。
レースが動き出すのは3コーナーに差し掛かるあたりです。
小倉は最期の直線が短く、3コーナーの時点でラスト3Fを迎えることから、前を行く馬も後ろを行く馬もコーナーでペースを引き上げます。
また、3~4コーナーはスパイラルカーブが導入されているので直線に近づくほどペースが上がります。
極めつけは4コーナーが下り傾斜になっているので必然的にペースは上がります。
最後の直線は約291mです。
小倉の芝2,000mはほかの競馬場と比較しても時計が出やすいです。
なぜなら、上り坂が1コーナーの地点しか存在せず、そこを突破したらあとは平らか下り坂しかないからです。
中山や阪神、東京などは最後の直線で急坂が立ちふさがりますが、小倉は上り坂が前半しかないのでとにかくスピードを活かすことができるのです。
脚質を見ると、小回りコース+最後の直線が短いことで逃げや先行馬が有利に思えますが、小倉はまくりが決まりやすいためコーナーから進出を開始した差しや追い込み馬も結果を残しています。
むしろ、小回りゆえコーナーワークを走る器用さのほうが求められる要素は大きかったりします。
ちなみに小倉は1~2月の冬と8月の夏にレースが行われます。
冬の時期は野芝+洋芝のブレンドで開催されますが、夏場は気温のために野芝がグングン伸びて野芝100%で開催されます。
野芝のほうが時計がでやすいので、冬と夏では同じコースでもタイムは大きく変化しますよ。
小倉競馬場 芝2600mの特徴
小倉の芝2,600mはここをチェック!
・ロスなく道中を走れる内枠が有利
・先行、差し馬の勝率が高い!
・ハーツクライやキングカメハメハ産駒などスタミナ系血統の連帯率も高い
小倉芝2600mは、小倉競馬場で行われるコースの中で最も長い距離になります。
年間の施行回数が10回弱と非常に少なく、データ自体も少ないので予想するのが難しいコースです。
向こう正面の直線途中からのスタートでコースを1周半します。ペースは序盤から落ち着きやすくスローペースになることが多いのが特徴。
ペースが上がるのは残り1000mからで、道中ロスなく運べる内枠が有利なコースです。人気薄のマイペース逃げには注意したいところですが、データ上過去5年間、同コースでの逃げ切りは一度も有りません。
1着の馬は、圧倒的に先行・差しが多いため、逃げ馬を頭で買う際には注意しましょう。
連体馬の多くはサンデーサイレンス系ですが、ハーツクライやキングカメハメハ・ハービンジャーなどの、スタミナ勝負を得意とする馬も他の距離に比べて増えていて、勝ち数だけに関してはディープインパクトを上回ります。
ですが、とにかくレース数自体が少なく、データ勝負をするのは難しいかもしれません。過去のデータはあまり過信しすぎず、あくまでも参考程度として、出走馬の実績・脚質をしっかり見た上で、レースを予想するとよいでしょう。
【小倉競馬場】ダートコースの特徴を知る!
小倉競馬場 ダート1000mの特徴
小倉のダート1,000mはここをチェック!
・1枠の成績がよく、7・8枠の成績が悪い
・人気薄の馬でもスタートを決めれば先行して粘りやすい
・クロフネ産駒の成績がいい
小倉ダート1000mは、ほとんど下級条件でしか行われない、典型的なスピードコースになります。
2コーナー出口からのスタートし、3コーナーまでの直線距離は366m。緩い下り坂で、更にスパイラルカーブということもあってスピードが落ちにくいのが特徴です。
そのため、逃げ馬が圧倒的に有利で、先行争いは激しくなるものの、リードを取り切ればスピードに乗って息を入れることが出来ます。
1枠が圧倒的に好成績で、7・8枠が圧倒的に成績が悪い、とにかくスタートが命の、スピード優先のコースと言えます。
一度スピードに乗ってしまえばそう簡単に落ちない為、人気馬のあっさり先行・逃げ切り勝ちも多い傾向です。逆に言えば人気の無い馬でもスタートさえ決めてしまえば粘りやすく、人気馬でもスタートに失敗すると惨敗もしばしば見られます。
騎手別では、幸騎手が圧倒的に成績が良く、他の騎手と比べても2倍近い勝ち数を挙げています。逆に武豊騎手は相性が悪く、開催期間中は勝ち鞍がありません。
勝ち馬別では、クロフネ産駆の成績が良く、安定しています。ダートの短距離血統の馬は基本的に狙い目ですが、キンシャサノキセキ産駆は相性が悪く、人気馬の凡走も見られます。
小倉競馬場 ダート1700mの特徴
小倉のダート1,700mはここをチェック!
・持久力勝負になりやすい
・スタミナとパワーが重要
・まくりも決まりやすい
・中枠有利
・ノーザンダンサー系やミスタープロスペクター系の馬が活躍している
小倉ダート1,700mは小回りの右回りコースで開催されます。
1周が1,445mと、福島競馬のダートに次いで1周の距離が短く、典型的な小回りコースとなっています。
スタート地点は4コーナーの出口付近です。
最初のコーナーまではほとんど平らですが、小回りゆえに逃げや先行馬のほうが結果を残しやすいため、ポジション争いは激化しやすいです。
そのため、中距離ダートにも関わらずテンは速くなりやすいのが特徴です。
1コーナーから2コーナーの間には2m近い上り坂があります。
小回りコースに加えてこの勾配があるので、最初のコーナーで一旦ペースは落ち着き、隊列も整います。
1コーナーと2コーナーの境目に坂のてっぺんがあり、そこからは下り坂に差しかかります。
向こう正面を走る逃げや先行馬はゆったりしたペースを維持しようとしますが、小倉のダートは最後の直線が短いので、後ろを走る馬の中にはこのあたりでまくりを開始することもあります。
まくりが起こると前の馬もペースが上がるのでロングスパート気質になりやすいです。また、向こう正面からから3.4コーナーにかけて下り傾斜となっているのでよりペースが上がります。
最後の直線は約291mです。
直線が短い上、淀みなく流れる中距離ダートということもあってよほどスタミナに自信がない馬はこのあたりで一杯になりやすいです。
それでも、各馬はスパートを仕掛けてゴール板を目指します。
小倉のダート1,700mは前半がハイペースになりやすくて最後は上がりを要します。
そのことからスピードよりもスタミナやパワーが求められます。
また、まくりも決まりやすいです。
まくりは騎手の仕掛けどころが肝となるので騎手の力量も試されやすい舞台となっています。
小倉競馬場 ダート2400mの特徴
小倉のダート2,400mはここをチェック!
・第4コーナーで好位置に付けられる先行馬が狙い目
・キングカメハメハ、ディープスカイ産駒の連帯率が高い!
・黛騎手の成績がいい
小倉ダート2400mは、小倉ダートレースで最も距離が長く、古馬500万下条件のみで使用されるコースです。
2コーナー出口からスタートして、3コーナーまでの直線距離は320m。下りスタートのため、前半はある程度流れが速くなりますが、スタンド前に入る頃にはペースが落ち着き、1~2コーナーの上りでまたペースが緩くなります。
ダート1700mと同様に、最後の直線は脚が上がってしまう馬が多いため、最後の直線入口ではある程度前にいないと厳しい展開になってしまいます。また、中段からのマクリが決まりやすい傾向があります。
連体馬は、キングカメハメハ産駒の活躍が圧倒的に目立っており、人気に関わらず入れておきたいところ。また、ディープスカイ産駒も、出走数が少ない中で好成績を収めています。
騎手別では黛騎手が圧倒的に好成績を収めており、コースを得意としているようです。
開催的に、若手の騎手の出場が多いレースですが、マクリが決まりやすいコース上、思い切りの良い乗り方をしてくれる騎手をしっかりと見極めて馬券を買う必要があるでしょう。